| No.0066000010:2008年11月19日 掲載 | ||
食料品のネット通販に関するマーケティングデータ |
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2007年、2008年で食料品のネット通販が急贈。 |
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食料品のネット通販を利用することで、外食やコンビニの利用が減少。 |
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ヘビーユーザーは高品質・ブランド志向。古くからのユーザーは定期的に決まった商品を購入する傾向。 |
【内訳】
女性30代・・・150名
女性40代・・・150名
2.食料品に占めるネット通販の購入割合
3.ネット通販を利用している理由、実際の店舗との比較
4.食料品のネット通販で利用することで変わったこと
5.食料品のネット通販を利用する際の意識
1.利用頻度、平均購入金額、利用開始時期
「週1回程度」または「月2〜3回」利用者が多数、一回あたりの平均購入金額は4663円、利用は2007年から急増
■食料品のネット通販の利用頻度は、「週1回程度」「月2〜3回」と答えた利用者が多い。
■利用頻度別に一回あたりの購入金額をみると、「月1回程度」の利用者の金額はやや低いものの、概ね4700円程度である。
■食料品のネット通販を利用するようになった時期は、全体として40代女性のほうが利用開始時期が早い。また「2007年頃から」「2008年頃から」の時期で大きく増えていることがわかる。
■利用開始時期で「2007年頃から」「2008年頃から」を選んだユーザーの食料品のネット通販を知ったきっかけでは、「インターネット上の記事、広告」「新聞の折り込みチラシ」が特に高い。
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2.食料品に占めるネット通販の購入割合
食料品全体のうち「週2回以上」利用者は7割〜8割を、「週1回程度」利用者は3割〜8割をネット通販で購入している
■購入頻度別に食料品全体に占めるネット通販の購入割合を11段階でみると、「週2回以上」利用者は最頻値が「7割」「8割」にある。同様に、「週1回程度」利用者の最頻値は「3割」であるが、「8割」とする利用者も11.9%いる。「月2〜3回」利用者の最頻値は「2割」。「月1回程度」利用者の最頻値は「1割」である。
■食料品別に購入率をみると「豆腐・大豆製品」「パン」「お惣菜・漬け物」「お酒」が低いが、そのほかの食料品は70%程度の利用者に購入されている。
■ 各食料品に占めるネット通販の購入割合(平均)をみると、「3割」程度の食料品が多い中、「お米」が特に高い。これは「お米」購入者の33.0%が、「10割」(購入する「お米」全て)をネット通販で購入しているためである。
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3.ネット通販を利用している理由、実際の店舗との比較
買い物の手間だけではなく、信頼性や安全性でも評価されている
■ 食料品のネット通販を利用している理由について、各項目について4段階で訊ね、「あてはまる」「ややあてはまる」の合計の値が高いほうから並べると、上位から買い物の手間に関する項目、ネット通販ならではの商品に関する項目、商品の質に関する項目の順になる。
■ ネット通販と実際の店舗を比較すると、「買い物の手間」について「ネット通販のほうが優れている」と答えるのは当然ながら、「食料品の安全性・信頼性」についても、「ネット通販のほうが優れている」と答えた利用者が多く、「産地直送」といったシステムが評価されていることが伺える。
■ 一方で、「値段(安さ)」「セール・特売品情報」「品揃え」などは、実際の店舗より劣っていると評価されている。
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4.食料品のネット通販で利用することで変わったこと
食費は増加しながらも、外食やコンビニ利用が減少。自家用車で買い物に出かける頻度も減少
■利用頻度別にネット通販を利用する前後で一ヶ月あたりの食費がどうなったかをみると、全体の33.3%が「増えた」と答え、利用頻度が高いほど、その傾向がある。一方で「減った」とする利用者も利用頻度が高いほど多く、食料品のネット通販を利用することで賢く食費を節約している利用者がいる可能性も示唆される。
■同様に、外食する頻度、コンビニを利用する頻度をみると「減った」割合が大きく、内食の頻度が増えたことがうかがえる。
■自家用車で買い物に出かける頻度は自家用車保有者全体の44.2%が「減った」としており、今後もネット通販が普及すれば、「買い物に車を利用する」という自家用車保有の動機が弱くなることが予想される。
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5.食料品のネット通販を利用する際の意識
ヘビーユーザーは高品質志向・ブランド志向。古くからの利用者は定期購入で買う商品は決まっている傾向
■利用頻度別に、食料品のネット通販に関して「安いものを買っている」のか「質の高いものを買っている」のかをみると、利用頻度の高いユーザーほど「質の高いものを買っている」と答えた割合が高い。同様にブランド志向かどうかをみると、利用頻度が高いユーザーほどブランド志向であることがわかる。
■利用開始時期別に定期購入かどうかをみると、利用開始時期が古いユーザーほど、ネット通販で定期的に購入していることがわかる。さらに買う商品もあらかじめ決まっている割合が高く、食料品のネット通販歴が長くなると、決まった商品を定期的に購入するようになる様子がうかがえる。
■末子の年齢別にネット通販を利用する事情をみると、末子が幼い利用者ほど、「仕方なくネット通販」という意識が高いことがわかる。
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総括
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■女性の社会進出や労働形態の多様化の流れの中で、24時間買い物ができるという消費者のニーズが高まってきている。今まで利用者が先進的ユーザーに限られていた食料品のネット通販も、ネット世代が家庭を持つようになったことで、近年は一般層にまで浸透してきている。買い物の手間という点で圧倒的に優れているネット通販は、今後は実際の店舗と並んで食料品の購入方法の一翼を担っていくと考えられる。
■食料品のネット通販の利用者において、食費が増える一方で外食やコンビニ利用が減っている。これは、買い物の手間が大幅に省けることから、「面倒なので外食」「面倒なのでコンビニ」で済ませていた層が、内食をするようになっているためと考えられる。食料品のネット通販は安全性・信頼性の評価も高く、食料品のネット通販の普及は、昨今の内食回帰の一つの理由として挙げられるだろう。
■普及によって、利用者が増えてくると、顧客セグメントごとの販売戦略が有効になってくる。例えば、新規の顧客は、ショッピングサイトに来てから何を買うかを決める傾向があるので、お試しで買えたり、お買い得感があるような商品を目立たせることが重要になる。一方で、定期的に決まった商品を購入するような安定顧客に対しては、家族構成や購入履歴などからライフスタイルに合わせた商品の提案や限定品の案内を送るなど、プラスアルファで購入してもらう仕掛けなどが有効となるだろう。
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