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No.0028000075:2008年06月06日 掲載

電子書籍(パソコン)に関する実態調査(researchTV)

電子書籍の利用経験、シニア層の1/4

電子書籍の不満点、「読みにくい」がトップ

電子書籍で読むジャンル、「小説」「コミック」

調査概要
調査方法
researchTV
調査対象
50歳〜79歳の男女
調査時期
2008年5月21日〜2008年5月23日
有効回答数
500名(男性:250名、女性:250名)
調査項目
* どのようなパソコンを利用しているか
* 電子書籍(専用端末やパソコンなどで読む本や雑誌、コミック、まんがなど)をパソコンで読んだ経験
* 最初にパソコンで電子書籍を利用した時期
* パソコンで普段電子書籍を利用する方法
* パソコンでの電子書籍に費やす1ヶ月当たりの平均金額
* パソコンで電子書籍を見る頻度
* パソコンの電子書籍についての満足度
* パソコンでの電子書籍についての不満理由
* パソコンで読んだことがある電子書籍のジャンル
* 今後のパソコンでの電子書籍利用意向
* パソコンの電子書籍を利用したくない理由
* 今後、利用したい電子書籍のジャンル
* パソコンの電子書籍についての意見・要望
* 1日のうち、パソコンでWeb閲覧、コンテンツを利用する時間
調査会社

電子書籍は、インターネットの通信環境が進むとともに普及が期待され、シニア層での利用にも関心が持たれています。このような点に着目し、男女50歳〜79歳のシニア層に対して調査を実施し、500名(男性:250名、女性:250名)の回答を得ました。

電子書籍の利用経験、シニア層の1/4


電子書籍の利用経験と認知について尋ねたところ、「有料の電子書籍を利用したことがある」が3.0%、「無料の電子書籍を利用したことがある」 19.6%、「有料・無料のどちらも利用したことがある」2.0%となっており、合わせて24.6%の回答者が電子書籍を利用した経験のあることがわかった。
男女別に見ると男性での利用が多く、「有料の電子書籍を利用したことがある」4.8%、「無料の電子書籍を利用したことがある」22.8%、「有料・無料のどちらも利用したことがある」3.2%で、30.8%の利用経験となっている。

電子書籍の不満点、「読みにくい」がトップ


電子書籍の利用経験者に対し、電子書籍の利用満足度について聞いたところ、「非常に満足」は0.8%、「まあ満足」が24.4%で、「満足派」は 25.2%だった。一方、「非常に不満」は3.3%、「やや不満」は21.1%で「不満足派」は24.4%で、「どちらともいえない」との回答が 50.4%となっている。「不満足派」に不満理由を複数回答で聞いたところ、最も多かったのが「読みにくい・見づらい」で53.3%、次いで「利用料金が高い」40.0%と多くなっている。この他、書籍の検索が面倒」26.7%、「自分の好きなジャンルが少ない」23.3%という回答が多かった。

電子書籍で読むジャンル、「小説」「コミック」


電子書籍の利用経験者に読んでいる(読んだことのある)ジャンルを複数回答で聞くと、全体では「小説」が最も多く54.5%、次いで「コミック」が 39.0%、「写真集」10.6%となっている。男女別に見るとやや傾向が異なる。男性は、「小説」58.4%、「コミック」27.3%の順だが、女性は逆に「コミック」が最も多く58.7%、「小説」が47.8%となっている。

今後、電子書籍を「利用したい」2割弱


今後の電子書籍の利用について尋ねたところ、「とても利用したい」との回答は全体で2.2%、「まあ利用したい」が16.8%で利用に積極的な回答は合わせて19.0%だった。男性では16.0%、女性で22.0%と女性での利用意向が高くなっている。
利用消極派に対し、利用したくない理由を複数回答で聞いたところ、「本で読むほうがすきだから」との回答が48.7%、次いで「読みにくい」が42.3% となっている。書籍が見やすいソフトも出ているが、シニア世代にとって電子書籍はまだ読みにくいイメージが強いようだ。この他、「画面が見にくい」 22.8%、「読んだ気がしない」22.2%、「探すのが面倒」19.0%、「閲覧ソフトのダウンロードなどが面倒」18.0%といった回答が多かった。

電子書籍についての要望


電子書籍についての要望を自由回答形式で聞いたところ、「さしあたって、歴史資料や古地図、諸図鑑など、個人で所有しにくいものを中心に、図書公開などで開示して欲しい。
その他小説、評論などは書籍で所有したいと思う」「PCの文字を長時間見ていると目がちかちかして疲れるので、そのような点に配慮した電子書籍なら購入してみようかと思う」「ある程度の「慣れ」が必要ではないかと思っている。ニュースに関しては、新聞で読むよりもパソコンの画面上で読むことの方が多くなり、誌面でなくても抵抗がなくなってきた。書籍に関しても同様のことがいえるのではないだろうか」といった意見が挙がっている。


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